避難所生活をして思うこと・・・。
この度の熊本地震により被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。
数日間、避難所生活をしていました。
その時感じたことをまとめます。賛否両論あり、非難を受ける可能性があるのは、承知で書かせていただきます。
まず、私が思ったのは、被災者だからといって役所の方々の世話になってていいと皆さん思っている感じを受けました。確かに、家をなくし、家族を亡くされた方々は、本当の被災者だと思います。ただ、水がでないから避難所にいる、怖いから避難所にいるという方々は、積極的に、役所の方々のお手伝いをすべきです。避難所は、旅館やホテルとは違います。また、配給を必要以上にもらいにくる方々も多数。おかしいだろう。何かの権利とでも思っていますか?そんな方々は、避難所にいて、もっと働くべきです。
そこで考えたのですが、こういう震災が起きた場合に、避難所おいて、自治会を設立するガイドラインを役所が作成すべきではないでしょうか?確かに、仕事をしているしていないで、活動できる方々は限られてくるかと思いますが、避難所で自治体を作ることで、避難者が自主的に活動する避難所にすべきです。そして少しでも復興に前向きに取り組む努力をすべきです。当然、避難所には、精神的にまいってしまわれた方もいらっしゃるかと思います。そういう方を励ましていくのも、避難者ではないでしょうか?お互いに励ましあって頑張るべきではないのでしょうか?
話は、役所の対応に向けますが、震災が起きた時に、どのくらいの防災計画が、各市町村役場、又は県で作成されたいたのでしょうか?
避難所の少なさ、物資の保管場所のなさ、物資の手配の段取りのわるさ。毎回震災が起きる度に、過去の震災の教訓がいかされていないという文字がネット上を飛び交いますが、さていつまで過去の教訓が活かされていないと言われ続けるのでしょうか?
自治体まかせではなく、国主導で各自治体に人を派遣して、防災計画を立案すべき必要があるのではないでしょうか?
今回の熊本地震を教訓にして、被災者の心構え、自治体の準備をもう一度見直すべきではないのでしょうか?
最後に一言だけ・・・私のいた避難所では、役所の方が何もわからない、責任。権限が明確になっていない。俺が責任をとるという、腹を括る職員が一人もいない。この非常事態に何をノンビリしているのか、どうして自分で判断できないのか?そんな職員に平常時の住民サービスなんか心配でまかせられません。今一度、職員の方々は、想像力を働かせて、震災対応に取り組んでください。全ての職員さんがそうだというわけではありません。また、皆さんに感謝はしています。なぜなら、ご自分だって被災者ですよね。家族の事をさておき、住民の方々のために、何日も家に帰らずに対応してくださっている事には感謝しています。また自衛隊をはじめ、県外の自治体職員の方々にも心から感謝申しあげます。
今一度、国をあげて、国民全体が『震災が起きた場合の対応』というプランニングが必要なのではないでしょうか。
誤解しないで頂きたいのは、全ての否定しているわけではありません。
教訓にしてくださいということです。また、家族を亡くされたり、家が全壊かれた方々は、それどころではないとおっしゃるかと思います。その点は十分承知しております。
私がその立場だったら、そんな気分ではないと言うと思います。
要するに同じ被災者でも、元気がだせる状態にある方々が頑張ればいいのです。
共に、がんばりましょう。
まとまりのない文章になりましたが、私が避難所生活をして受けた感想です。
この記事に関する、ご非難があるかと思います。それは覚悟の上です。いろんな考え方があって世の中はよくなるのですから・・・・以上