マネジメントシステムを構築しなさい
こんにちは!!
前回、ISOを運用しても企業が良くならないのは、「手順どおりに運用をしていないからだ』と説明しました。
しかし、『手順どおりに運用しているよ』と反論される管理責任者もいらっしゃるかもしれません。もし手順どおりに運用していて、会社が良くならないのなら、その手順が間違っています。
そういう企業さんは、もしかすると?『ISOに手順を合わせませんでしたか?』
ISOが『~すること』に対して、『じゃあ、これをしないといけませんね』という具合に手順を作成しませんでしかた?もしそうならば、大きな間違いです。
上記のやり方の、全く逆の方法をしないといけません。
どういうことかと言いますと、現在の業務が『こういう風になっている』それは
ISOの『~すること』に合致しているか?を検証するのです。
そして足りない部分を追加すればいいのです。
まず、手順の洗い出しをしてみましょう!!
自分たちの業務手順がどうなっているかを検証してくださいということです。
ISOという言葉は、規格の記号です。ISOは、そもそも、マネジメントシステムです。
マネジメントシステムが存在しない会社はないはずです。もしマネジメントシステムが存在しない組織は、とっくに破たんしています。
なので、今のマネジメントシステムを見直して、規格が言ってることが含まれているかを検証すれば、『この書類はISOのために作成している』という事がなくなるはずです。2015年版への移行の際に、一度試してみてください。そして、この機会に業務の見直しもしてみてください。
2015年版といえば・・・
2015年版への移行のコンサルティングの営業をしていて、訪問企業でよく聞く言葉が
取得の際に依頼したコンサルタントに相談したら、『すぐは、移行しない方がいい』とか『審査員の解釈が定まるまでは』とかいう言葉を耳にします。
何故、コンサルタントがそういうことを言うのかを、私なりに考えました。
そして答えがでました。答えは、また次回に・・・。